紅茶コーディネーターの仕事

紅茶コーディネーターが果たす役割は、「レストランで食事と一緒に紅茶を飲む」というコンセプトを顧客に対し、その意味と意義をきちんと説明する事です。

「紅茶に含まれるタンニン（カテキン類）が脂肪を分解し、肥満を防ぐ効果があること。また、口内に満ちた脂肪を洗い流して、より肉や魚の料理を赤ワインや白ワインなみに美味しく感じさせること。

さらには、大腸菌やその他の病原菌に対しても強い抗菌力と殺菌力があり、食中毒を防ぐ効果があること。安全性に関しては、有機的な栽培により健康面でも心配がなく、子供から老人までが安心して飲めること。

そして何より、それぞれのフードをより美味しくする風味の紅茶を選んでいること」など、多方面にわたってのアドバイスができる必要があります。

レストランや紅茶専門店、ホテルのティールームなど各方面で優雅なティータイムを演出できるスペシャリストです。自分でセミナーや教室を開く場合は、単に紅茶の指導をするだけでなく、参加者が楽しみながら学べるような企画力・アイデアが勝負となります。

オリジナルな演出をすることも成功のポイントといえるでしょう。人と接する仕事なので社交的で人あたりが良いこと、また、セミナーなどは共同で企画することもあるため、協調性も大切な資質です。